ミュージカルのチカラ!

ミュージカルだから、できること8選!

特徴その1丨苦手はあとからで、良いんです。

舞台で歌い踊りながらミュージカルを楽しむ子どもたち

子どもに苦手なことがあると、

「もっと練習しなきゃ」
「苦手を克服しなきゃ」

と考えてしまいがちです。

でも、埼玉ミュージカルスクールでは、苦手なことを克服することから始めません。

その子が得意なこと、楽しいと思えることをどんどんやってみる。

歌うことが好きなら、踊ることが好きなら、演じることが好きなら、それを楽しんで、どんどんやる!

好きだから夢中になれる。

夢中になれるから、「もっとやりたい!」「もっと上手になりたい!」という気持ちが湧いてきます。

そして、得意なことが伸びてくると、苦手だったことも「後からついてくる」。

「楽しい!」を、成長する力に変えていく。

それが、埼玉ミュージカルスクールのレッスンの出発点です。

特徴その2丨「正解の演技」なんて、いらない。

舞台で役になりきって自分らしく表現する子ども

誰が演じても同じセリフの言い方、同じような動きになる。

私はそれを、「演技のスタンプ」と呼んでいます。

でも、人間って、そんなに単純な生き物でしょうか?

泣きたくないのに涙が出る。笑ってはいけないのに笑ってしまう。

人間は、頭で考えた通りに動くとは限りません。

顔、姿勢、歩き方、声――そこには、その人がどう生きてきたのかという「人物の履歴」が現れます。

人が生きてきた時間は、全身に刻まれていく。

「なぜ、この人はこんな姿勢なんだろう?」
「なぜ、こんな歩き方をするんだろう?」

その一つひとつを具体的に創り、実際にその身体で演じてみる。

それが、私が独自に確立した「骨格から創るキャラクターと演技法」です。

すると時々、その人物を演じている自分にだけ、ふっと「その人の情報」が届くことがあります。

私はそれを、「気づき」と呼んでいます。

同じ役でも、10人が演じれば10人それぞれの「気づき」がある。だから、10人それぞれの人物が生まれるのです。

そして「なぜ、この人はこうなったんだろう?」と考えることで、自分とは違う人間を理解しようとする。

演劇は、「人間とは、どういう生き物なんだろう?」を探す場所でもあるのです。

子どもたちには、答えを教えるのではなく、自分だけの「気づき」に出会ってほしい。

それも、私たちが大切にしている「生きる練習」です。

特徴その3丨「自分が楽しい!」が、誰かの「楽しい!」になる。

観客に向けて舞台で演じる子ども

舞台に立つと、最初はどうしても、

「間違えないように」「ちゃんと歌わなきゃ」と、自分のことで精いっぱいになります。

でも、舞台の主役は、演じている自分ではなく、観てくださるお客様。

だから子どもたちは、舞台を創る中で、

「どうしたら伝わるんだろう?」
「どうしたら楽しんでもらえるんだろう?」

と考えるようになります。

「自分がどう見えるか」から、「自分の表現が相手にどう届くか」へ。

自分が演じたら、お客様が笑ってくれた。
歌ったら、拍手をしてくれた。

自分の表現で、誰かの心が動く。

そして、もう一つ大切なのは、自分自身が心から楽しむこと。

本番が終わると、子どもたちは台本を使って、憧れていた役や友達の役を夢中になって演じ始めます。

不思議なことに、子どもたちが一番伸びるのは、この時期です。

「演じている人が楽しんでいないのに、観ている人が楽しい訳がない」

「自分が楽しい!」が、誰かの「楽しい!」になる。

子どもたちには、そんな「表現する喜び」をたくさん経験してほしいと考えています。

特徴その4丨自分の中には、いったい何があるんだろう?

子どもたちは、一人ひとり違います。

身体も違う。声も違う。性格も違う。

歌では、自分の身体と声を知り、自分の声を好きになる。

ダンスでは、まず身体を動かして、
「こんな動きもできるんだ!」を見つける。

バレエでは、基礎を身につけながら、身体で表現する面白さを知る。

そして演技では、考えるより、感じて、思いっきりやってみる。

「自分にこんな表現ができるんだ!」

そんな発見が生まれます。

基礎や技術は大切です。
でも、誰かと同じになるために学ぶのではありません。

「この子には、まだ何があるんだろう?」

自分でも知らない自分を、楽しみながら見つけていく。

出る杭は、打たない。むしろ引っこ抜く。


「うちの子には、まだ何があるんだろう?」と思ったら
保護者の声
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特徴その5丨失敗したから、生まれるものがある。

舞台で仲間と演技する埼玉ミュージカルスクールの子どもたち

本番の舞台では、何が起こるか分かりません。

セリフを忘れる。振りを間違える。着替えが間に合わない。

そんな時、どうする?

ある本番で、中学2年生の男の子がソロの歌詞を完全に忘れてしまいました。

その時、舞台袖にいた仲間たちが歌い始めました。

一人、また一人と歌声が重なり、それは客席にも広がっていく。

気がつけば、舞台も、舞台袖も、客席も、みんなで大合唱。

歌詞を忘れたことは「失敗」だったのかもしれません。

でも、その失敗が、そこにいた人たちを一つにしました。

舞台では、何が起きても本番は止まりません。

大切なのは、失敗しないことではなく、「失敗した。じゃあ、どうする?」

自分で考える。仲間が助ける。そして、また次へ進む。

あの日、歌詞を忘れなければ、あの大合唱も生まれませんでした。

失敗したから、生まれるものがある。

だから私たちは、子どもたちに失敗を怖がってほしくない。

演劇は「生きる練習」なんです。

特徴その6丨自信って、どうやって育つ?

仲間と一緒に舞台を創り上げる子どもたち

私たちが、子どもたちに特に身につけてほしいもの。

それは、「自信」です。

でも、自信は「持ちなさい」と言われて持てるものではありません。

「ちゃんと歌えるかな」「振りを間違えないかな」

不安だから練習する。
少しできるようになる。
すると、少し自信がわいてくる。

そして、「次はここまで行きたい」という目標が生まれ、また挑戦する。

自信は、ある日突然手に入るものではなく、一つひとつの経験から育っていきます。

自信がつくと、表情が明るくなり、声が大きくなり、自分の意見も言えるようになる。

やがて、仲間と一緒に考え、自分たちから動き始めます。

一人の自信が、仲間へ伝わる。

そして、みんなで「もっと良い舞台にしたい」と思うようになる。

私たちは、その自信がミュージカルだけではなく、
これから先も、その子を支える力になってほしいと考えています。

実際に通う子どもたちの変化をご紹介しています。
保護者の声

特徴その7丨親子で分かち合う、ミュージカルの時間

子どもたちのミュージカルレッスンを見守る保護者

埼玉ミュージカルスクールでは、保護者の方にレッスンを見学していただけます。

長い間、子どもたちを見てきて感じることがあります。

レッスンをよく見に来る保護者の子ほど、伸びていく。

なぜだろう?

親子で、子どもが夢中になっていることを共有できるからではないかと思います。

何を楽しんでいるのか。
何に悩み、頑張っているのか。

「あの場面、面白かったね」
「あそこ、できるようになったね」

同じものを見たからこそ、できる会話があります。

本番だけではなく、できなかったことや、少しずつできるようになったことまで一緒に楽しむ。

子どもが夢中になっている世界を、親も知っている。

私たちは、そんな時間もまた、子どもの成長を支える大切な時間だと考えています。

特徴その8丨ありがとう!

仲間と一緒にミュージカルの舞台を楽しむ子どもたち

ミュージカルの舞台は、一人では創れません。

歌が得意な子。ダンスが得意な子。
みんなを引っ張る子、支える子。

一人ひとり違うからこそ、それぞれにできることがあります。

そして舞台を創るのは、出演者だけではありません。

講師、スタッフ、家族、そして観に来てくださるお客様。

誰かに支えてもらい、自分もまた誰かを支えている。

だから舞台が終わった時、そこにあるのは、「ありがとう!」という気持ちです。

この活動を始めてから、たくさんの子どもたちが卒業していきました。

今でも近況を知らせてくれる卒業生や、
「ここでやっていたことが、今こんなふうに役立っています」
と話してくださる保護者の方がいます。

今の埼玉ミュージカルスクールがあるのは、これまで一緒に舞台を創ってきた子どもたちと、支えてくださった保護者の方々がいたからです。

今いる子どもたちも、いつか卒業していきます。

10年後、20年後、ミュージカルとは違う道を歩んでいても、それでいいんです。

いつかふと思い出した時、

「あの場所で、あの仲間たちと舞台を創れて良かった」

そう思ってくれたら、それで十二分です。

舞台の素晴らしさだけは、ずっと忘れないでいてほしい。

そして、いつかどこかで思い出してくれたら、
私から・・・「ありがとう!」

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